2015年6月6日土曜日

"PLANES"をDVDで見る。

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先日妻が、DVDを借りるというので付き合った時、私も以前から見たかった「プレーンズ」を借りることにした。もうすでに、次作プレーンズ2のDVDも出ているので、今更なのだが…。私の知っている情報は、大好きなGeeBeeが出るというくらい。(13年12月19日ブログ参照)

ところが、見てみると、これがなんとも魅力的な映画だったのだ。ネブラスカ州の農薬散布機が主人公。彼をサポートするのが、意外にもFAUー1Dコルセアであった。GeeBeeはメキシコの覆面レスラーっぽくて、最初悪役だと思ったのだが、最大の友人であったし、レースに女性機も参加していて、日本のヒコーキだったりする。名前もサクラ。(笑 ただし、これは調べてみると日本版のみらしい。アメリカ版ではカナダ機の設定だとか。この辺のサービス精神もごりっぱである。)世界一周レースは意外に、恋あり、友情ありだったのた。あまりストーリーについてバラすのは悪趣味なのでこれくらいにしておきたいが、意外な展開と、アメリカ映画らしい結末となっていて、やはりエンターテーメントとしてさすがだと思った次第。

DVDには、監督の制作裏話もあって、これも実に面白かった。彼の父親がコルセアに乗っていたのだそうだ。2人の息子と航空博物館を訪れ、「スロットルを引くんだ。」なんてやっているのを見て、サンディエゴの航空博物館を思い出した。C1輸送機の操縦席で、じいさんが、孫に操縦を教えていたのに出くわしたのだ。微笑ましい感じだが、昨日のエントリーを引きずると「ピラミッドのある世界」そのものである。(笑)アメリカなんだよなあ、と思う。監督自身も実際P51に乗ったりして、プロペラ機の細かい動きを懸命に学んだそうだ。実際、空母にも取材している。あ、バラしてしまった。
バラしてしまったので書いてしまうが、この空母、この映画で実にいい味を出してくれている。「ピラミッドは、できれば、ない世界の方がいい。」と思っている私なのだが、航空ファンとして、またエンターテーメントとしては大いに魅力的に描かれていたと思うのだ。

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