国際理解教育学会研究発表大会の会場 中央大学 |
私の方は、いつもながら大阪的な笑いをとりながら、まずまずの出来。発表も7回目ともなると、20分という発表時間をうまく活かせるようになった。あまり多くを語りすぎるといい発表にならないのだ。今回は、事前学習(生徒にじっくりとアフリカ開発経済学を講義)を行ったうえでの、ゲーム性を高めたSDゲームだったが、生徒が裏技を発見し、ホテルや農地開発ばかりで増やしてポイントを上げることになってしまった。生徒自ら、こんな国はあかん、と言わしめたことが成功かもしれないという結論であった。途中、私の開発経済学のレベルの高さ(レイディングやオランダ病など)もちょっと伝えた。これがわかる聴衆の先生方も多く、うれしかった。O先生からは、「HDIなどの学びは如何。」という質問を受けた。当然、センの貧困論からHDIについては、人間の安全保障も含めてしっかり指導していると回答した次第。O先生にうなづいていただきちょっと誇らしい。
三部作のラストは、S大のU先生で、大御所である。三部作といってもスケールは極めて大きな話である。宇宙船地球号プログラムをつくりグローバルイシューの学びを推進され、最近はこれをグローカルイシューの学びへと推し進めておられる。ブルキナファソやタンザニアで、「水」についての環境教育を行っているという報告だった。意外にもタンザニアの小学校には生徒全員のPCがあったり、さらにブルキナの小学校でも国全体の水資源について考える授業が行われていたりした。私にはかなりの驚きであった。
…とりあえず、朝の研究発表を終えて下阪の途についた。予定どうり、斎藤哲夫の歌でなじみの吉祥寺で昼食を取った。東京のラーメンがどんなもんか食べてみたのだ。案外うす味でいけたのだった。(笑)大昔、私がまだ小学生の頃、東京タワーの近くで食べた醤油のなかに浮かんでいた「うどん」とはだいぶ違っていた。(笑)帰りは新幹線。たった2時間強で京都に着いた。京都駅で買った妻へのお土産の駅弁は、私のもあわせてすこぶる美味であった。やっぱり、関西味バンザイである。
<斉藤哲夫の吉祥寺 70年代の名曲一度聞いてみてください。>
https://www.youtube.com/watch?v=QQaOeFOwb-w
<斉藤哲夫の吉祥寺 70年代の名曲一度聞いてみてください。>
https://www.youtube.com/watch?v=QQaOeFOwb-w
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