暑中見舞いの入っている「伽草子」 |
ふと、もし今私が入院したり死んだりしたらどうなるだろうか。今のところは打つべき手は全て打っている。案外生徒たちは、やってくれるのではないか。嘔吐の後、そんなことを実は考えていたのだ。
昨日は、それが尾を引いて、妻もちょうど体調が芳しくなく、夫婦で出席予定だった告別式も欠席し、一日中寝ているはめになったのだ。
実は今日も、体調は芳しくなかった。昼食はみかんゼリーという状況で、しかもやたら汗が出る。補習を終えて、教室へ行ったらI君がCMの仕事をしていた。嬉しいなあ。彼女なりに懸命だ。こうして、ああしてと、私の提案をすると安心してくれたようだ。その後、たくさんの生徒が来てくれて、団旗製作や台本の第三稿づくりに汗を流してくれていた。嬉しい。
私の体調を心配してくれている妻が、最寄り駅まで迎えに来てくれていた。ラジオからふと、なつかしい曲が流れてきた。拓郎の「暑中見舞い」である。
♪子供のように笑えないけれど何も考えず 駆けて叫んでそれから飛んで
何も考えず 何も考えず きれいに笑っていたいんです
暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます
拓郎の歌は、歌詞をほぼ覚えている。車中でつい口ずさむ。うーむ。曲のアレンジも含めて、極めて軽い歌だと思っていたが、なかなか深いぞ。…こう感じてしまうのも、歳なのかなあ。
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