ブランタイヤ http://www.swotti.com /cities/blantyre_18708.htm |
マラウイの現地報告は、「ディマクコンダ!」と妻の名を呼ぶ芸人の登場で始まった。これは、「愛しているよ」という意味だ。有名な元JOCVの山田耕平氏がエイズ撲滅をめざして作ったマラウイでのヒット曲のタイトルである。うーん、多くの人はわからなかっただろうなあ。せめて、山田耕平氏の曲を流して欲しかったところ。
調査対象となったのは、南部のブランタイヤ。信号をわたる人々の速度を計ったものらしい。たしかに遅い。笑ったのは、日本人の平均速度に合わせたルームランナーに乗った現地の人が四苦八苦していたことだ。
そもそもマラウイは時間をあまり気にしないようで、時計を持たない人が多いのはともかくとして、空港にも時計がなかなか見つからない。これは凄いな。日本から見ると、かなりの異文化だが、アフリカを旅すると、こういうポレポレ(スワヒリ語でゆっくり・ゆっくり)の感覚は普通だ。
時間に縛られ、効率性の良さを是とする日本の方が良い、というのは、私は必ずしも賛成できない。こういう異文化に触れて、いろいろ考えて見るのはいいことだ。何度も書いているが、異文化理解は自文化理解でもある。
0 件のコメント:
コメントを投稿