横綱日馬富士が、法政大学の大学院政策創造研究科に合格したそうだ。モンゴルの大学の通信過程で学ぶなど向学心が強く、以前から「16歳で日本に来てから勉強していないから。」と話していたらしい。日馬富士は、4月から平日の夜や土曜日、興行を考慮しつつ通うことになりそうだ。
力士の趣味というか余芸は様々で、日馬富士は絵画の方も個展を開くほどである。白鵬はチェスなんだとか。釣りを趣味とする力士も多いし、ゲームを楽しむ力士もいる。勝負師としてのストレス解消が主だろうが、日馬富士の大学院での研究というのは、長い大相撲の歴史でも初めてらしい。趣味とか余芸というものを超えて、日馬富士の生き方そのもののような気がする。
横綱として相撲道に徹せよという意見もあるかもしれないが、私は応援したい。素晴らしい事ではないかと思う。名のあるアスリートは、頭脳の方も明晰である。他のスポーツでもアスリートが大学院に入ることもしばしばである。関係するスポーツ系の学問が多いが、日馬富士が選んだ政策学っていうのもいいな、と思う。
昨日は、横綱を目指す鶴竜に不覚をとったけれど、終盤戦に向けて、ますます自分らしい悔いのない相撲をとって欲しい。
2014年3月21日金曜日
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