http://www.fidelio.jp/Nihongo/siryou /tigaku2003/tigaku2003_3.html |
求心力…私の立場で言えば、担任としてあるいは教科担当としての総合的パワーである。いかに生徒を引き付けるか。それに対して、遠心力も必要である。生徒の自主性を尊重し、いかに生徒自身の手で自分を磨かせるか。
この「求心力」と「遠心力」のバランスのうえに、特に高校の教育は成り立っている。商業高校、工業高校、進学校、そして本校と渡り歩いてきた私だが、校種によっても、年度によっても、また生徒ひとり一人、その比率は異なる。求心力を一気に高める時も必要だし、遠心力にまかせきりの時もある。また若い頃は求心力ばかりに目がいったが、ベテランと呼ばれるようになって、遠心力の面白さに大いに気づいた。
先日、転勤の内示があり、本校にも新たな若い先生方がどっと来られることになった。機会があれば、そういう話もしたいなと思うのだ。
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