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昨年、ソマリア内戦については「謎の独立国家ソマリランド」の5回にわたる書評(4月~6月)でいろいろと書かせてもらった。その結論は、ソマリアは単一民族国家ではあるけれど、地域差が大きく、紅海沿岸のソマリランドと他の地域の社会構造が大きく違うということだ。まずは、内戦(氏族の紛争)を克服したソマリランド(ソマリアの一地域)を日本が国家として承認してはどうか、ということだった。利にさといソマリ人の自浄効果を考えたとき、その方がはるかに効果的だということだ。
とはいえ、日本がソマリアに関わっていくことには私は大賛成だ。ソマリアの安定は、東アフリカの安定に直結している。特にケニアの安定、なかんずく武器流入の問題や難民問題に大きな影響を与えると思われるからだ。
ただ、ソマリア内戦にもイスラム原理主義が関わっているので、慎重な対応が必要なのは言うまでもない。基本的に日本はこの問題に免疫がない。だからこそ白紙状態でアプローチできるともいえるのだが…。
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