週に1度は、ホームドクターのような存在であるH鍼灸院に行く。ここ2日ほどは夜の気温が下がって風邪気味だった。さて、ベッドに横たわると、H先生がいつも聞く。「どうですかぁ~。」「目が疲れている。」「肩がこっている。」「足がつった。」など様々な症状を言うのだが、今日はちょっと違った。H先生が「うーん。」と脈診をしていた顔が曇った。まず「ちょっと、チクリとしますよ。」と普段打たないところに鍼を打った。だいたいこういう時は、なにかあるのである。
H先生が変な機械を持ってきた。指にはさむらしい。だいたい私は治療中目をつぶっているので、何をどうされているか分からない。「うーん。」とH先生。さすがに気になったので、何の機械か聞いた。「これは、血中酸素濃度をはかるものです。」「何それ?」「最初の脈診で、心臓の鼓動が無茶苦茶早いので、まずそれを下げました。」うむ。確かに左手の変なところに打った鍼のようだ。なぜか左のほっぺたに電気が走った。(笑)「背中にお灸もすえたり、いろいろやったので、少しマシにはなりましたが…。」「まだまだ問題があると…。」「血中酸素濃度が最初93くらいだったと思います。今はなんとか95くらいまで上げましたが…。当分煙草を少なめにしないと危ないです。」「?」ここで若いS先生登場。「普通、98くらいです。93以下になると入院、90くらいだと倒れます。」…「ゲゲゲッ。」
少し調べてみた。あの機械、パルスオキシメータというらしい。ただ指に挟むだけで血中酸素濃度がわかるという優れ物らしい。それにしても、かなりヤバイ状況だと分かった。ちょっと煙草を控えようと思う。そういえば、最近ふっと先生や生徒の名前が出て来なかったりすることがちょくちょくあるのだ。なんか意識が飛んだような感じがする。…ホント気をつけないと。
2012年9月2日日曜日
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