2012年9月15日土曜日

海賊船をつくる Ⅰ

背景の制作
月曜日から昨日の金曜日まで、毎日授業を4時間くらいしながら、文化祭の準備の付き添いを7時過ぎまでしてきた。放課後の当番もちろん学年で輪番にしているのだが、クラブ顧問で遅い先生もおられるし、皆さんこういう特別活動に熱心なので、結局輪番はあまり意味がない。(笑)

昨日のSHRで、この三連休の動きの最終確認をした。リーダーの女生徒が「三日ともやります。」と強い決意を示した。私は1日くらい休養日をつくってもいいと思ったのだが、生徒が頑張るというのなら仕方がない。昔なら全部付き合うのだが、月曜日だけ学校に行くつもりだ。生徒には、私の予定(今日の通院・京大の公開講座、明日のラグビーの試合)を伝え、付き添いについては、はっきり約束はしなかった。こういう場合、私は教師は絶対約束を守らなければならないと思っている。教師と生徒の信頼関係構築には、約束を守る、ウソをつかないという最も基本的なことが最重要である。4月からつきあいが始まった我がクラスの生徒は、私が疲れているコト、体調が悪いコトは了承している。それなりに気を使ってくれているようだ。だから、あえて約束をしなかったわけだ。

『黒ひげ危機一髪』のほうは、だいたい出来てきた。これで得たノウハウをもとに、次にいよいよ巨大な海賊船つくりなのだが、これは授業が全部終わる火曜日の放課後からしか制作できない。火・水・木・金の放課後で作りあげなければならない。背景となる青空と海は、すでに作りかけている。50mのロール状の模造紙を3つにわけて、青空と海を渡り廊下で、3回に分けてペンキ塗りしている。昨日「空のグラデーション」の部分が完成した。今日、背景グループが海の部分を塗ると言っていた。他の教室の装飾用のパーツも徐々に準備ができている。

デザイン担当の生徒やリーダー生徒と相談して、この3日間にしておく作業については打ち合わせ済みだ。さて、どれくらい進むだろうか。昨日は、コツコツ作業を進める女子たちが、遊んでばかりの男子に不満をもらしていた。(笑)いいぞ。ぶつかって欲しい。イベントで学ぶことは多い。最終の出来栄えも大事だが、そういう過程での喧嘩や泣き笑いがそれ以上に大事だと私は思っている。

明後日学校に行ってみて、どれくらい進んでいるか楽しみである。様々な調整も必要かもしれないが、それもまた楽しみ。それまで少しばかり身体を休めて来週の戦いに備えようと思う。

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