2011年2月10日木曜日

空堀かるた絵製作実行委員会Ⅲ

 このところ、アフリカの話題がずっと続いている。ブログのタイトルから言えば当然だが、ちょっと間をあけようと思う。
 今日は、美術部のブロック展(大阪府の高校の旧学区制で区分けされている)の搬入の日であった。朝8時前から、なじみの赤帽のNさんと作品積み込み開始。八尾市まで作業も入れてちょうど1時間であった。生徒たちは、すでに到着していてエレベーターで三階の展示室へ運び込む。すでに会場のパテーション中だった。このブロック展、私は9回目になる。古株なので美術の先生方に顔は知られているうえに、美術科の教員ではないので、お客さん扱いで、いつも温かくささえてもらっている。生徒の作品も、規定がないので、下手くそでもOK。夏の高校展とは”気分”が違うのである。

 今年の本校美術部のメインは、『空堀かるた』と空堀まちアートに出品した『ベンチに寝るオジサンのオブジェ』である。1月18日付のブログでも書いたが、私の分のかるたをB2パネルに生徒が綺麗に貼って展示したものである。読み札と絵札を見比べることができる。なかなかの出来栄えである。もうひとつの『ベンチに寝るオジサンのオブジェ』は、今日、突然タイトルがが変わった。2年生の部員4人の話し合いの結果,昨年まで彼女たちに数学を教えていた元首席で今は某校教頭の名前を冠した。4人とも大ファンだったそうだ。「名前勝手に使ってもいいですかねえ。」と言うので、私は即決済した。何故なら彼は20年来の弟分である。「絶対だいじょうぶ。怒るような奴ではない。」空堀まちアートの時から、少し変化している。手に抱えているのは、だいぶ以前実施された予備校の模擬試験の学習の手引きだそうだ。どうやら美術室にあったらしい。(笑)シュールな感じではあるが、芸術と呼ぶには幼い。まあ、高校生の作品は、背伸びしているものが多いので(自分にも十分思い当たるフシがある)好きにさせておいた。遊び心こそ、芸術の構成要素のひとつである。

 ところで、龍動(ロンドン)の息子から、妻に様々な情報が寄せられている。フロイドの博物館はなかなか見ごたえがあり、フロイト・スリッパ?を売っていたとか、大英博物館に、「聖☆おにいさん」が展示されていたとか…。どうでもいいような情報だが、こっちの方がシュールであったりする。

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