2011年2月6日日曜日

TV大阪 風をつかまえた少年

ふっと新聞を見たら、テレビ欄に、TV大阪(全国的には東京12チャンネルかな?)の「池上彰の世界を見に行く3時間スペシャルの③世界最貧国で起きた奇跡の物語…天才少年インタビュー日本人への伝言」という文字を見つけた。ピンときた。例のマラウイの「風をつかまえた少年」の解説が池上彰だったからだ。なんとか間に合って見ることができた。民放らしく、再現ドラマはちょっとクサかった(標準語ではどう表現するのだろう、ダサイ?)が、最新の情報もあってなかなかよかった。2月に入って1日2回更新が増えているが、あえて書いておこうと思う。現在、ウィリアム君の家では、2つの風車が回っている。当然さらに効率を上げたウィリアム君の製作によるものである。12か所の電燈が完備されている。妹が他の人より勉強する時間が増えてクラスで5番になったとコメントしていた。(笑)屋根には、ソーラーパネルが設置され、さらに電動モーターによる地下水のくみ上げが行われており、5か所の蛇口が完備。近所の人たちにも無料で開放されている。近所で子供が死ななくなったという。さらに、お父さんの農場では、灌漑設備のおかげで、それまで年1回だったメイズ(とうもろこし)の収穫が、年3回になっていた。凄い。
ウィリアム君は、小学校の校舎を寄付していた。おそらく篤志家からの自分への奨学金を回したのだろうが、そこにはソーラーパネルから電気が供給され、天井に照明がある。彼が最初に作った風車は、すでに塔が朽ちたのだろう。残骸になっているが、それが小学校の校庭にメモリアルとして立っていて児童たちは、それを見て勉学に励んでいるのだという。
 父や母、友人、図書館の女性、彼を見いだした博士等、本に出てくる人びとの生の姿や図書館、廃材を拾った現場も見ることが出来た。「自分を限定しないこと。チャレンジし続けること。」彼の生きざまは、少しずつマラウイを変えているのだ。素晴らしい。

  ビデオを取る暇もなかった。あっ!我が家にはビデオがないのだった。U先生に連絡したらよかったが、後のワンフェスである。

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