デモクレイジー・Mrバグボ |
私は、某国で当時大使だった人物と出会い、大いに失望した経験をもっている。大使公邸でふんぞり返り、我々の失笑をかったのであった。ちょうど、阪神タイガースが優勝した年で、某女性教員に「君はどこのファンかね?」と聞き、「そら阪神ですやん。」と大阪弁で答えたら、「じゃあ、君にはケーキをあげない。」と言ったのだった。申し訳ないが、某大使は巨人ファンだとか。昔、『だから巨人ファンは馬鹿なのだ』という本があったが、その本に出てくるような人物であった。誰かが、「この国の良さは何ですか?」と質問したら、だいぶ考えたあげく「野生動物がたくさんいる。」と答えた。本物の巨人ファンである。ちょっとバカバカしいが、調べてみた。日比谷高校卒業らしい。
以来、私は「外務省に入りたい」という大志をいだく教え子に、「そんな馬鹿になるような仕事をするな。」と言い続けてきた。せめて、この本を読んでからにしろと、奥克彦氏の事を書いた「砂漠の戦争」を読ませてきた。岡村大使は、奥克彦氏同様、他の外務官僚とは、すこし違うようである。なんか、ちょっと嬉しくなったのであった。岡村大使は大阪出身らしい。きっと巨人ファンではないのだろう。
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