神戸大学にて |
ただ、今回も前回も、本校で、こんな研究をやったという歴史(ちょっと大げさだが…)を残すには、ある意味で国際理解教育学会よりも、インパクトがあるからである。実際に発表の場には、多くの聴衆が集まらないことが多い。今回などは10名程度だった。しかし、市の高校教員全員に、市高研の各部会(教科や校務分掌)の発表の状況が印刷して配られるのである。これまで、お世話になった前任校の先生方にも見てもらえる。それで充分である。全く売名行為ではない。(管理職をめざす人にとってはそういう意味合いも無きにしも非ずであるが…。)今回は、後輩のU先生と共同の発表である。「頑張っているなあ。」と感じていただければ、それで十分。本校に転勤したいと思っている若い先生方に、何らかのイメージを与えれば尚更結構。そんな気持である。
本校のように、超多忙な学校あるからこそ、先進的な自己研さんを行う意味があると思う。本校に赴任する前、私は工業高校で15年頑張ってきた。本校に来た時、思い切り国際理解教育をやりたかった。もちろん受験のための研さんも積んだが、流されてはいけないと自戒してきた。優秀な生徒に恵まれているからこそ、頑張れた。私の後に来る先生も、そういう夢と希望とロマンをもって本校に来て欲しいと、心の底から思っている。
神戸大学の学生と懇談した。授業のコツは?という質問に、ちょっとエエカッコして、こう答えた。「人間力やね。」今思うと、はずかしいが、案外本音であったりする。(笑)
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