2024年10月9日水曜日

追憶 サンディエゴ

https://blog.looktour.net/san-diego-air-space-museum/
ドジャーズがサンディエゴ・パドレスに敗れて、窮地に立たされている。こういう状況で書きたくはなかったのだが、パドレスのあるサンディエゴという街は、ロスより好きなので少し追憶したいと思う。

ロスからアムトラックに乗ってサンディエゴに着いた。サンディエゴの南はすぐメキシコである。ここは、ハワイと並ぶ海軍の太平洋の要衝で、私が行った時は空母は停泊していなかったが、海岸は実に風光明媚で気持ち良い。

サンディエゴの街では、サンダル履きで、ヒストリックタウンのあたりを彷徨いながら、安宿を見つけて、バックパックを置いた。一応ホテルなのだが、部屋を借りて住んでいる人々もいて驚いた。アメリカであるのに、クーラーはなく、扇風機。しかもTVは白黒だった。その白黒TVをつけると、老いたハルク・ホーガンが映ったのを鮮明に覚えている。その夜は、カーニバルか何かで騒がしかったが、翌朝、清掃の人々が一生懸命に清掃しているのを横目で見ながら、コーヒーを飲んだ。なんだろう、妙にこの街が気に入ってしまったのだ。

https://news.line.me/detail/oa-trafficnews/9601f0b9d792
サンディエゴの街はいい。ロスみたいなバカ広い街ではないし、お目当ての航空博物館(上記画像参照)は、見ごたえがあった。映画「トラ!トラ!トラ!」で、爆撃によって破壊されていく飛行艇・カタリナ(上記画像参照)を見たかったのだ。私は飛行艇が大好きで、実に美しい。大満足したのだった。その近くに輸送機の操縦席の展示(操縦席だけ輪切りにしてある)があって、爺ちゃんが孫に離陸の仕方を教えていたことも印象に残っている。「スロットルを引け!今だ!」退役軍人の爺ちゃんを尊敬する孫の眼差し。…いいねえ。

サンディエゴからレンタカーを借り、レゴランド、ラスベガス、R66でアリゾナを満喫し、ユマからサンディエゴに戻ってきた。またこの安宿に泊まり、帰路は飛行機。空港は街に近く、こんなアクセスの良い空港を私は他に知らない。ロスまで30分くらいだったように思う。おそらく、ドジャーズの遠征でも、ちょっと乗っていく感じだと思う。頑張れドジャーズ。ヒリヒリする試合を見せてくれ。

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