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ガザの紛争については、「”容赦なく落とされる爆弾” 空爆や地雷で負傷した大勢の子どもたちの救命を」とのタイトルで記事が載っていた。ガザだけでなく、地雷についてはイエメンやシリアの話が載っている。また難民キャンプでの活動としては、スーダンから批判してきたチャドでは「はしか」が蔓延しており予防接種をしているようだ。
日本からスタッフが派遣された国は、ウクライナ、タンザニア、ナイジェリア、ギリシアの4カ国を中心に35カ国。103人(のべ132回)のスタッフを派遣。ウクライナは言わずもがな。タンザニアは難民キャンプ、ナイジェリアは紛争に関わりのない重症患者支援、ギリシアは地中海をわたる難民船への緊急支援だそうである。
財務報告では、MSFの日本国内の総収入は130億円で、総支出は127.5億円。世界全体では€23.65(約3600億円)の収入、€23.09(約3514億円)の支出であったそうだ。国内・世界とも、私のような一般個人の寄付など民間からの寄付が多く(日本99.7%、世界98%)、支出においては約80%がソーシャルミッション費用(援助活動費・派遣・薬剤などの医療費)で、残りはマネジメントおよび一般管理費に使われている。妥当な財務状況だと思う。
教え子が医療関係ではないが、航空機関連の仕事をしていて、MSFの現地スタッフとして活躍してくれている。M高校時代のJICAの高校生セミナー参加者OB。それも私の誇りである。
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