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ところが、今回のスーパーチューズデーで、状況が一変した。オバマ時代の副大統領だったバイデンが一気に盛り返したのだ。他の候補が撤退し、バイデンについたのだ。特に、元ニューヨーク市長のブルームバーグが資金援助を申し出たようである。大統領選は無茶苦茶金がかかる。ブルームバーグとしては、今回は諦め、とにかく政権に入る事を選択したのだろう。
F・ルーズベルトの時のパパ・ケネディ(JFKの父)の様なものである。パパ・ケネディはあえてアイリッシュとしての恨みを晴らすため在英大使となったが、ブルームバーグは国務長官を狙っているのかもしれない。そして次を狙うのだ。
とにもかくにも、このまま行くとバイデンが民主党候補になりそうだ。現大統領閣下が最も恐れる男故にウクライナ疑惑がおこったわけで、民主党全体としても勝てる候補を立てることができそうなわけだ。私は、少なくとも現大統領閣下が再選されることを望んでいないので、喜ばしいことだと考えている。
とにかく、素人が政権を握ることのデメリットは計り知れないほど大きい。隣国の末期的な現状を見れば明らかである。まして米国大統領となれば…である。
しかも、パンデミック騒ぎと株価の下落など、大統領選での現大統領閣下の優位は大きく揺らいでいる。行け行け、バイデンである。いや、打つんだジョー!かな。
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