公営塾ネットワーク会議2日目である。今日もポスターセッションがあって、その最中に、3年担任のK先生と進路主事のJ先生が、塾に駆けつけてくださり、T君が合格したとの報を受けた。これで国立大学に4名合格したことになる。サクラサク×4.というわけで、実にハッピーな1日だったわけだ。おめでとう、一般入試を勝ち抜いての合格、実にめでたい。
ところで、こういう学校と公営塾の連携がうまくいっているケースは、そんなに多くないということを今日の会議で学んだ。行政との関係も地域によって様々であるようだ。さらに地域おこし協力隊との関係もしかり。私は、実に幸運な公営塾にいることを実感したのだった。
様々な問題にぶつかり悩んでいる公営塾の青年たちとこの2日間、時間を共有して思うことは、結局自らの「志」の問題と、状況を転換するための力量である。学校組織は、おそらく民間組織とは大きく異なるコードが働いている。三崎高校のように、生徒のこと、学校の事を善意の和で繋げ、労を惜しまない教員集団は、極めて稀な存在である。力量をつけるためには、努力と失敗と立ち直りと忍耐が必要だ。
そう簡単に動かない学校と行政の中で奮闘する公営塾の青年たちに、私は「頑張れー」というしかない。今回の公営塾ネットワーク会議・最年長の参加者はそんなことを考えているのだった。
2020年3月6日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿