2015年12月27日日曜日

「構造的暴力」というコトバ

年末故に、本年の様々なニュースをもとに真面目に考察するTV番組もある。マスコミの品位を疑うようなバラエティ番組が多い中で、時折見ることがある。今朝もそういう番組があった。国際政治等にはまったく素人の俳優の司会者が、(素人ゆえにあまりに率直な)凄い質問をした。「ISを中心としたテロの原因は何ですか。(趣意)」そこに出演していた学者な評論家、ジャーナリストは、それなりの回答をしていた。

私なら、「構造的暴力」という一言で終わってしまうと思う。このコトバ、ノルウェイのガルトゥング氏が提唱したコトバで、国際政治学や平和学で使用される。、国際理解教育の世界でもわりと使われるコトバなのだが、まだまだメジャーではない。

そういえば、「持続可能」というコトバや、「ガバナンス」というコトバは最近メジャーになったような気がする。ずいぶん様々なメディアでもフツーに使われるようになった。おそらく「構造的暴力」も、そのうち使われるようになると思う。それと、「神定法」と「人定法」という概念も…。

あえて、「構造的暴力」の意味は、書かなかった。ブログを読んでいただいた方がそれぞれ調べられる方が広まると思うので…。

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