2015年12月14日月曜日

熱音響システムって凄いな。

http://www.ed.u-tokai.ac.jp/thermoacoustic/
昨夕、「夢の扉」という番組で、東海大学の長谷川氏が、凄い技術を開発中であることを知った。熱エネルギーを音に変え、それを「熱音響エンジン」に結びつけると、冷却装置になったり、発電に利用できるそうだ。極めてシンプルな構造なのだが、その部品の厚みなどの詳細な設計は、極めて難しいらしい。今まで多くの人々が諦めたらしいのだが、長谷川氏が実現化に向けて着々と進めているそうな。完全文系の私には、難解だったが、ものすごく面白い原理であることはわかった。このエネルギー・プロジェクト、うまくいけば原発の代替となるかもしれない。そんな希望をもった次第。

ちょうど、COP21が、ようやく「パリ協定」を採択した。地球温暖化は待ったなしの課題だが、これまた非常に複雑である。私は、当然ながら途上国の側に立っている。これまで、先進国が、途上国のハシゴを外し続けて、今の豊かさを手に入れていることは自明の理。全ての国の最大公約数を見つけようとすれば、あのような玉虫色の協定にならざるを得ないと思う。だから、がっかりもしていないし、大きすぎる希望ももっていないと、いったところである。

それより、長谷川氏のような新しい技術に大いに期待したいと私は思う。原発の恐ろしさは、すでにチェルノブイリやフクシマが実証した。石炭などの化石燃料によるPM 2.5の恐ろしさも北京が実証している。誰が考えても、一刻も早くどうにかしなければならないわけだ。

ESD(持続可能な開発のための教育)には、環境問題も含まれている。これからも注視しなければと思ったりするのだ。

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