今日のライブ会場 |
いつもながら、キー坊のブルースもソウルも素晴らしい。ドラムは五郎ちゃん、そして他も前回と同じメンバーである。バックも実に素晴らしい。Yoshie.Nさんというコーラスを担当する女性ソウルシンガーもホント素晴らしい。
今日のライブでは、キー坊の「哲学」が各所に見えていた。今年、亡くなった石田長生の曲をやったり、(途中で有山じゅんじが突如出てきて、共に歌ったのでびっくりした。キー坊にもサプライズだったらしい。)同じく亡くなったBBキングの曲をやったり…。あるいは、東日本大震災の人々を想い、海という童謡をソウルフルに歌ったり、故郷を亡くしてしまったフクシマの人々にケンタッキーホームを送ったり、そして最後の方に、亡くなった元サウストゥサウスのゆうちゃんの遺作となった曲を歌ったり…。アンコールでは、有山も登場して『梅田からナンバまで』を歌ってくれた。
面白かったのは、途中、前から2列目に座っていた私の2人横にいたオジサンが眠りこけてしまっていて、キー坊が気づいたのだ。(笑)会場も、キー坊のコメントで気がついた。何度もソウルフルな曲で起こそうとしたのだが、なかなか起きない。「ウェイクアップ」という、キー坊の声が曲の中に出てきて、会場は大爆笑になった。終わりの方に、起きてきたオジサンに「今年1年の労働ごくろうさまでした。」とキー坊が言ったので、会場がまた大爆笑に包まれたのだった。
キー坊は、来年アフリカに行って、R&Bをやりたいそうだ。私は、これには、思わず大拍手をしてしまった。個人的には極めて嬉しい。きっと受けると思う。
いやあ、いいコンサートだった。観客が歳をとっていて、もう踊りたくても踊れない状況は、前回の中之島公会堂と同じ。うーん、昔なら2時間立ったまま、踊り続けていたのだが…。
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