2013年7月26日金曜日

アフリカのデモクレイジー2題

The Factual Opinionより
WEB記事によると、赤道ギニアの大統領の息子がフランス国内で、公金横領罪で家宅捜査を受けたという。パリにある101室もある大邸宅には、105億円相当の宝飾類や美術品、高級ワインや、ほとんど乗られた形跡のない高級車やスポーツカーがあったのそうだ。赤道ギニアといえば、経済成長率がアフリカでも有数の産油国であるが、ほとんどの国民は絶対貧困というエゲツナイ国だ。外務省のHPによると、先日のTICADⅤでも招かれたのだが、日本政府はかなり冷淡な態度を示し、ガバナンス改善のための人材を送りましょうかといった程度であった。まあ、当然であるが、ここの国民はやりきれない。アフリカのデモクレイジーの代表格である。

一方、今日の毎日新聞の朝刊には、ジンバブエのムガベ大統領が今月31日に大統領選挙を強行すると言っているらしい。南アやアメリカなどは一斉に延期を要求している。野党に対するあからさまな干渉がその理由だが、ムガベは耳をかさない。まさに文字どうりのデモクレイジーである。89歳のムガベは、どんな無理をしてでも死ぬまで権力を離さないつもりらしい。

私の知るジンバブエの人々は純朴だ。安宿の前で、早朝喫煙していると、自転車で通勤していた男が、ニコッと笑って手を振ってくれる。「おはよう」と英語で言うと、わざわざ自転車を降り、「おはよう。何処から来たのか?」と言ってくれるような人々だ。独裁者はこういう素朴な人々を自己の利益だけのために食い物にしているわけだ。

世の独裁者に言いたい。他者の犠牲の上に自己の幸福を築くなかれ。

<赤道ギニアの極道息子のニュース>
http://jp.autoblog.com/2013/07/21/supercars-seized-from-african-dictators-son-obiang-sold/
<ジンバブエの大統領選挙強行のニュース>
http://mainichi.jp/select/news/20130726k0000m030045000c.html

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