本校に来てカールじいさんと言われた |
そのうちの2人は、今教えているある2年生の生徒と、彼女のお母さんである。実は、この生徒が私の話を名前を挙げてお母さんにしたと言う。この時「熱血」という形容詞を使ったら、「うん…?名前をもう一度言って。」と言う事になったらしい。卒業アルバムを引っ張り出したら、お母さんの卒業した同じ大阪市立の商業高校の3年の担任が私だったことが判明(私は当時まだ20代である。)したのだ。「あの頃から、熱血先生だった。」とお母さんも評したのだ、と生徒はニコニコ顔で報告してくれた。ひえー、はずかし。「また学校に来られたら是非、お会いしたいねと伝えておいて。」と私は言ったのだった。
そんな話を聞いた後、帰宅時に駅で、ばったりと前任校のOGに会ったのだった。「先生!」と声をかけてくれた。そしてこう言われたのだ。「今も熱血ですね。」ちょうど、いっしょになった2年生が挨拶してくれた直後であったので、彼女たちの笑顔がそう感じさせたのだろうと推測する。思わず「うん。今担任していて、幸せだよ。」と私は答えたのだった。近所に実家があるという社会人になったOGは満面の笑みを返してくれた。いやー、はずかし。
「熱血」という形容詞、教師にとっては称号のひとつであると私は思う。そう言っていただけて、はずかしいけれど、ありがたいなと思った次第。
…「佳作の人」よりは、だいぶいいか。(笑)
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