2012年7月15日日曜日

’12 国際理解教育学会に行く

埼玉大学キャンパス
新宿のインターネットカフェからエントリーしています。早朝新宿のバスターミナルに着き、JR埼京線という電車で埼玉大学に向かいました。この埼京線、隣に東北新幹線+秋田・山形新幹線が走っていることは関西人の私としは驚きでした。(この件についてはいずれまたの機会に…。)
埼玉大学は、地方の国立大学らしく清楚でしかものんびりしていて好感をもちました。もちろん学生さんたちにも。国際理解教育学会の発表も4回目になるとだんどりが良くなります。さっさとパワーポイントの接続を確認しました。

取り急ぎ、今回の第7分科会の印象を少々述べたいと思います。最初に発表された神奈川のK先生は、ザンビアと日本をつなぐビデオを作成されたという内容。どこかで拝見したお顔だなあと思ったら、4年前も同じところで発表した仲でした。しかも、抄録を拝見すると、ザンビアとの交流のパートナーは、私のブログの読者でもある在ザンビア理数科教師JOCVの桐生先生だったので二度びっくりしました。次に発表された東京学芸大学のT先生とは、開会前にT先生のPCとプロジェクターの相性が悪いようで、結局私の持ち込んだ台湾製の安いスカタンPCを使っていただくことになりました。出身が兵庫だということで、私と司会のN女子大付属のM先生のコテコテの関西弁に感激していただけました。と、いうわけでずいぶん仲良くなったのです。こういう出会いが学会の魅力です。(笑)さて、その発表内容は、極めて高度なものでした。レリバンスとかストテラジーとか、現場の教師には刺激的な用語が出てきました。都立の定時制高校で学ぶさまざまな外国人生徒のをめぐる構造の話なのですが、なかなか面白い。もっとゆっくり話したいと思っていたら、帰りのバスでご一緒させていただき、今回の感想を述べ合ったのでした。
私の発表は、いつもどおり。若干時間が足りませんでしたが、関西弁で大いに笑わせながら言いたいことは言えたと思います。さて、もう一人だけ紹介したいのは、大分県の国際理解教育の現状を分析し、危機感をもって訴えられたH先生です。以前私の発表を聞いていただいたことがあるらしく、その直後でやりにくいなあと思っておられたとか。(笑)非常にまじめに県の国際理解教育の衰退を嘆いておられたので、反対に嬉しく、また頼もしく思った次第。がんばっている学校を調べたいとのことでしたので、秋田商業高校の実践の話をさせていただきました。

とまあ、駆け足で今日の報告です。午後からの総会やシンポジウムは、夜行バスを使った強行軍の関係もあって遠慮させていただきました。おそらく爆睡してしまいそうだったのです。(笑)ところで、微力ながら執筆陣の末席に加えていただいた『現代国際理解教育事典』、一応執筆者ということで、学会より贈呈していただきました。全くの想定外の話だったので心から喜んでおります。明日も研究発表大会は続きますが、大成功に終わりますように。

2 件のコメント:

  1. 早速、拝見させていただいてます。
    いろんな話題があり、どれも興味深いです。
    「やはり先生ってすごいんだなぁ~」率直な気持ちです。
    決めました! 『毎日クリックする』
    明日も楽しみです・・・

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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。さきほど無事下阪いたしました。これからもよろしくお願いします。

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