2011年5月2日月曜日

セネガルでの外相発言に想う

昨日せっかく太陽の塔も撮ったので…
ODAは、トータルでは削減されるようだが、アフリカ支援は減らさないと松本外相が、セネガルで表明したそうだ。以下産経のWEBニュースからの引用である。
松本剛明外相は1日、セネガルの首都ダカールで記者団に対し、東日本大震災の復旧に向けた補正予算審議と日程が重なった外国訪問について「国際社会と歩んでいく中に私たちの復興がある」と述べ、必要性を強調した。また外相は、アフリカは天然資源や将来のマーケットの観点から日本経済に重要とした上で、震災対策として、政府開発援助(ODA)が削減される中、今後もアフリカ支援を継続する方針を表明。第5回アフリカ開発会議(TICAD)が開かれる予定の2013年以降も、アフリカ向けODAの予算枠を確保していくことの重要性も示した。(共同)
アフリカとの関係性を重要視する私としては、一応評価したいのだが、あえて、アフリカとの経済的なパートナーシップを強調したりして、ちょっと釈然としないところもある。
そもそも、この松本外相はどういう人物なのかよく知らない。で、調べてみた。a.wikipedia.org/wiki/松本剛明

意外なことに伊藤博文を高祖父にもつ、なかなかの門閥出身なのだ。しかも案外気骨がありそうである。前原外相辞任で降って湧いた外相就任なのだが、意外に頑張っているヒトかも知れない。以前書いたように、日本の美学として、国際貢献はゆずってはいけない一線であると私は考えている。この松本外相、本当に頑張れるヒトならば他のODA全体も削減しないようにして欲しいものだ。

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