2011年5月26日木曜日

中村ノリ選手を応援したい

原発の海水注入がどーのこーの、大本営と参謀本部と関東軍の情報が錯綜する、えーかげんな話ばっかりで、いいかげんウンザリである。サミットで、大本営が最初に演説するらしい。日本の信頼が地に落ちるのは火を見るより明らかである。というわけで、突然ではあるが、この話題はこれで終わりたい。もっと、日本が元気になるような話題はないものか。

昨日のニュースで、事実上引退扱いだった元近鉄の中村ノリ選手が、横浜からオファーがあり二軍から再出発することになったらしい。私は野球ファンというほどではないが、中村ノリ選手は大阪の近鉄に所属していたし、大阪の公立高校からプロになったという経歴も好感がもてる。なにより常にフルスイングという彼の持ち味も、好きだ。ファンとは言えないまでも、同じ大阪人として頑張って欲しいと思っている。昔、億を超えていた年俸も、今回は500万円プラス出来高だと聞く。中日にテスト入団から入って日本シリーズMVPまでいった男だ。もう一花咲かせて欲しい。

さて、中村ノリといえば、私はドジャーズに入ったものの、傘下のAAAの”ラスベガス51s”で野球をやっていたことを思い出す。私は、いつかアメリカでマイナーリーグの試合を見たいと思っている。もちろん、イチローが頑張っているうちにシアトルのセーフィコフィールドにも行きたい。「私をボールパークに連れてって」を、小さなマイナーリーグのボールパーク(野球場)で歌ってみたいと思っている。というわけで、私はアメリカ地域研究の一部として、マイナーリーグにはかなり詳しい。
ラスベガス51sのCAP
面白いのは、中村ノリが所属していた「51s」の”51”とは、ネバダ州ラスベガスの北にある”エリア51”を意味していることだ。エリア51にはいろんな噂がある。ここでUFOや宇宙人の研究をしているとか、近づくと軍に監視され、金網を乗り越えると射殺されるとか…。とにかく軍関係の施設であることは間違いない。グーグルアースで調べたこともあるがよくわからなかった。(笑)まあ謎の地域であるほうが楽しいので、それでいいではないかと思う。このラスベガス”51s”のロゴがまた面白い。宇宙人の顔なのだ。宇宙人が墜落したと言われるニューメキシコ州ロズウェルを彷彿とさせる。アメリカは何でも商業化してしまう。そのうさんくささもアメリカ理解であると私は思っている。
http://lasvegas.51s.milb.com/index.jsp?sid=t400

ところで、ラスベガスやエリア51のあるネバダ州は、第二次世界大戦長後長らく核実験場として使用された。連邦政府の所有地の割合が最も多い州でもある。この死の灰が西部劇のロケが出来ないようにしてしまったのだった。ジョン・ウェインも、スティーヴ・マックウィーンもユル・ブリンナーもみんなこの死の灰をかぶり肺ガンで死んでしまったのだった。詳細は、広瀬隆の「ジョンウェインはなぜ死んだか」に詳しい。広瀬隆は「東京に原発を」などの著作がある強烈な反原発の作家である。

…ありゃ、また原発の話に逆戻りしてしまった。

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