2011年4月4日月曜日

檄!教え子の友人 ブルキナ行

ワガの朝の喧噪
フランスにいるA君の友人、F君がブルキナへ旅立つというメールを今朝受け取った。パリ発の夜の飛行機だから、今頃機上の人かもしれない。ブルキナのIさんのコーディネートで、首都ワガドゥグで少し過ごしてから、10日間コムシルガというワガドゥグから30キロメートルのところにある村でステイし、小学校の様子や診療所の様子を直に体験するスタディツアー組んでもらったようである。彼はフランス語が堪能なので、通訳などをつけないということで格安のツアーになったようだ。
ところが、ワガドゥグの治安が悪化しているようなのである。外務省の最新のHPでは、次のようにある。
1.ブルキナファソにおいては、本年2月下旬以降、学生による抗議デモや軍関係者による破壊活動や威嚇発砲が各地で連続して発生しています。現地報道によれば、3月29日深夜から30日未明にかけて首都ワガドゥグ市で発生した軍による暴動では、治安当局、軍及び地方自治体の幹部自宅が襲撃され、負傷者も発生した模様です。今後も同様の事件が発生する可能性があり、十分な注意が必要です。なお、同30日夜に、午後9時から翌午前6時までの間の夜間外出禁止令が発出されています。
2.つきましては、ブルキナファソに渡航・滞在を予定されている方は、最新の治安情勢の入手に努めつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう、渡航の安全性を慎重に検討してください。また、滞在中の方は、デモや軍関係者による抗議行動等の実施が予定されている場所には決して近づかない、その他大勢の人が集まる場所にはなるべく近づかない等、自らの安全確保には十分な注意を払うとともに、万一、デモや軍の威嚇発砲等の現場に遭遇した場合は速やかに現場から離れてください。更に、状況が悪化する場合に備え、自宅や職場に一週間分程度の飲食物その他緊急用備品の備蓄をお勧めします。
まだまだ『注意喚起』にすぎない。他の国に比べれば、安全なのだが、それでも気をつけて欲しい。おそらく、ワガではIさんの『和が家』に滞在すると思う。1回くらいは、ガーナへ続く国道の屋台街まで連れていってもらうかもしれない。自転車で10分ほどかなあ。あの真っ暗なデコボコの夜道を私は死にそうになって運転した。(笑)排気ガスの中、ヤギの焼き肉を食べながらビールを飲み、国際協力を語り合った。子供達のインフォーマルセクター(物売り)が、のべつ幕なしにやってくる。でも、9時までに帰らないといけないんだ。ブルキナでも、軍はたしかに危険だ。従順なブルキナベも軍を極度に恐れている。十二分の注意を払って欲しい。我々は特に目に付く。若いからと無茶をしないように。
とはいえ、五体で五感でブルキナを感じてきて欲しい。きっとこれからの人生にとって貴重な体験になるはずだ。何を得るかは、F君次第である。

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