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これまでの行きつけの京橋の喫茶店 |
転勤による生活の変化は、学校のことだけではない。通勤経路は、かなり短くなった。これまで6時前に起きて6:30くらいの電車に乗っていたのだが、そもそも早い電車に乗っていたのは、座って読書するためだった。それからモーニングに寄って、地下鉄に乗り換えると前任校には7:50くらいに着く。ちょっとした仕事の準備が出来る時間帯なのでちょうど良い。
自宅の最寄駅から本校最寄駅の放出(HANATENと読む)駅まで区間快速では、25分。これでは、あまりに早く着いてしまう。妻もゆっくり寝たらと言うので7:00くらいの電車で行くことにした。ところが、この時間帯になると座れない。まあ立っていても25分くらいなので問題はないのだが、ますますモーニングでもして、いっぺん座ってホッとしたくなる。学校まで15分くらい歩く必要があるから余計にそう思うのである。50を過ぎたおっさんの唯一の贅沢である。
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今日発見した放出の喫茶店 |
本校初日、駅前の小さな喫茶店にモーニングしに入った。客は私一人だけで、陰気な感じの店だった。380円でトーストとゆでたまごは高い。これまでの京橋の行きつけの店は、同じメニューで350円だった。週に1回くらいは気分によってホットドッグにすると380円。しかもゆで卵の皮がうまく剥けない。これは致命的な問題である。うーん、と唸ったのだった。今日、この店に一応行くつもりで駅を降りたのだが、シャッターが下りていた。まさかつぶれたのではないと思うが…困った。もう少し行くと、新しい店を発見した。明るい雰囲気で、若い女の子が3人で接客している。「モーニングを。」と私が言うと、「パンはどれにしますか?」と聞かれた。「? トーストでいいよ。」と答えた後、良くメニューを見ると、トーストのほかに、サンドウィッチやロールパンなどもある。なるほど。しかもレーズントーストというのもあった。レーズントースト!なんと素晴らしい響きであろう。みんな同額であった。ただし、ゆで卵付きで400円。あちゃー。これは高い。しかし、彼女たちの明るい応対も値段のうちだろう。ミスタードーナツのマニュアル化された無茶苦茶丁寧な応対も悪くはないが、自然体で明るいほうが私は好きだ。(完全におっさんの理屈になっている。)
と、言うわけでこの店に当分通うことにした次第である。なんのこっちゃ。
さて、学校の方は着任した先生方(16人もおられた。)を代表して、僭越ながら職員会議で挨拶した。実は、再任用(定年を迎えられた先生方で、改めて任用される方式。給料は一気に低くなる。)の先生方を除くと、私が最高齢だとか。衝撃の事実である。もうアホはできんなあと思うのであった。
8日の始業式では、全校生徒の前でまた着任の挨拶をすることになった。うーん。授業はともかく、全校生徒となると、さすがの私も気が重い。
生徒会顧問としての初仕事は、特別活動部長のO先生と共に生徒会室でミーティングだった。みんな、なかなか元気である。楽しみだ。本校の執行部は変わっていて、生徒会の役職も定員もはっきり決まっていないらしい。会長は1人だが、後は適当に役職を決めて、チームとして役員選挙に臨むらしい。今は、会長1、副会長1、書記2、会計1、総務2という陣容だと説明を受けた。増えても減ってもいいらしい。やる気のある者に門戸を広く開く、なかなか面白いシステムである。
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