2011年4月17日日曜日

ラグビーの試合に行ってきた

寝屋川市の高台に同志社香里高校のラグビー専用グランドはある
せっかくスポーツの盛んな学校に来たのだから、生徒が頑張っている試合を見たいということで、今日はラグビーの試合を見に行ってきた。同志社香里高校で完全アウェーの対戦であった。まず驚いたのは、人工芝の専用ラグビー場であったことだ。青空に芝の緑が美しい。さすが私学・伝統校である。大学と同じ色のシャージで、体も声もでかい。気合いが入っている。
本校のラグビー部は、紺とピンクのジャージである。なかなか良い。保護者の皆さんも紺とピンクの旗を振っての応援をするようだ。G12を取り出して、なかなか期待が高まるではないかと笑顔でキックオフのホイッスルを聞いた。
G12でシャッタースピード(1/500)優先で撮影
ところが、1分もたたないうちに左隅にトライを決められてしまった。?何が起こったのかわからないくらい早かった。オイオイ。同志社香里の応援団が大歓声である。私はラグビーは全くの素人だが、これでリズムが狂ったのだろうか。たしかにフォワードも押しが強いし、バックスもめちゃくちゃ足が速い。気合も凄い。よく声が出ている。完全アウェーで、ボコボコにトライを決められていく。時折、なかなか良いプレイも出るし、相手もノッコンをしたりするのだが、流れは完全に同志社香里である。
結局、凄い点差で負けてしまった。マネージャーに聞くと、こんなに大敗したのは初めてだという。前回の試合大阪朝鮮高校とは27対10。全国大会に出る強豪に、最初リードして善戦したというのに…。
このラインアウトもシャッタースピード優先で撮影
試合後、顧問のM先生が、指導されているのをいっしょに聞いた。結局基本が大事だということ。たしかに同志社香里は身体も脚力も本校より上で、しかもラグビーを良く知っているかもしれない。だが、それ以上に基本に忠実なプレイをしていたとのこと。そういう取り組みへの姿勢が勝敗を決定するとのことだった。なるほど。M先生は怖そうだが、生徒への指導はソフトである。高校時代や学生時代は、殴られながら強制されて練習をやってきたと言われた。しかし本校のラグビー部にはそういう指導はしたくないのだそうだ。ラグビーは残酷なポーツで、キックオフのホイッスルが吹かれたときに、すでに勝敗は決まっているのだという。いくら負けていても最後まで戦わねばならない。まさに今日の試合がそうだった。だが、生徒たちは最後まであきらめず、タックルし、向かっていった。悔しくて泣いていた生徒がいた。負けたのは、お前のせいではない。監督のせいだときっぱり言われた。悔しかったら基本に忠実に、明日からまた練習しよう。練習の成果が試合の結果そのものなのなのだ、と。

私も大いに勉強になった。いいなあ。ラグビー。青春だなあ。ちょっとハマりそうである。

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