2021年7月23日金曜日

四国カルストに行く。

さて「四国カルスト」である。地理の授業みたいになるが、四国山脈はかなり高い。瀬戸内地方が降水量が少ないのはその影響である。四国に来て険しい山が多いのは実感できた。中でもこの四国カルストある愛媛県と高知県の県境は、標高1000mから1500mある。梼原も十分標高がある。「雲の上」というくらいだから、ここまででも、R196でだいぶ上ってきているのだが、さらに高度を上げることになる。かなり古い軽の愛車には絶対キツイのである。さて、Googleマップでは、梼原を北上するルートになっていたのだが、もう少しR197を東に進んで、四国カルストの東側から入ることにした。

ここでかなり迷った。高知県の交通案内は、愛媛県ほど親切ではない。しかも県道=林道は、舗装はされているが、カーブミラーもほとんどない一車線である。意外に交通量は少なく順調に、(と、いってもDでは苦しく、3rdで登るはめになった。一部は2ndに入れた。エンジンブレーキ以外でこれらを使ったのは初めてである。)天狗高原に到着した。

4連休初日。四国カルストは、かなり込んでいた。これは仕方がない。それだけの価値のある場所であるからだ。まさに絶景。愛媛No1ではないかと思う。ところで、我が愛車は、県境を越えるたびにお知らせをしてくれるのだが、何度も「愛媛県に入りました」「高知県に入りました」を繰り返した。日本でも珍しい所だろうと思う。


帰路は、西側の大野ヶ原まで走り、そのまま県道を進んだ。これが失敗。ひたすら山の中の一車線で、さすがの妻も弱音を吐いたくらいだ。なんとか肱川までたどり着いたのだが、まさに行きはよいよい、帰りは恐い。…絶景がぶっ飛んでしまうくらい、疲れて帰ってきたのだった。

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