2020年2月20日木曜日

未咲輝せんたん発表会

ツアー班とカフェ班の合同発表
総合的な学習の時間の成果を発表する会が、今日午後から来賓を招いて開催された。三崎高校では、学年を超えて様々な班が構築されている。”みさこう体操”などでイベントを盛り上げたり、高齢者施設を回ったりするイベント班、イベントで”みさこうカフェ”を提供するカフェ班、みっちゃん大福に続く新商品開発を目指す商品開発A班、瀬戸アグリトピアと連携、ツアー企画などを行う商品開発B(ツアー)班、地域資源を活かしたアート作品を作成するアート班、三崎高校の情報発信・PRや防災意識の啓蒙を行う情報・防災班の6つである。これらをトータルにプロデュースするのがせんたん部である。

今回はこれらの各班が、今年の活動を総括し報告するとともに、ショー的な要素も交えて発表した。たとえば、裂き織の紹介のために簡易的な織機を段ボール等を使ってつくり、来賓に体験してもらうとか、カフェ班は前回のせんたん劇場で作った移動式カフェを持ってきて、実際にコーヒーや紅はるか(サツマイモ)を試飲・試食してもらうといった発表である。これらはLIVEで後方のスクリーンに映し出されていた。最後は、イベント班が来賓も含めた全員で”みさこう体操”を行った。
みさこう体操の最後は円陣になる
三崎高校は、2019年度地域との協働による高等学校教育改革推進事業校である。今日の発表会も、その流れの中にあるのだが、まさに全力疾走の1年であったと思われる。(思われると書いたのは、私は9月末のせんたんミーティングからしか見ていないからである。)昨日、今年に入ってからの三崎高校の地方創生の動きを整理する必要があって、HPやフェイスブックを確認してみた。すると、1か月半の間に今日の発表会以外に6つ挙げることができた。(時系列に関係なく、順不同である)
1.せんたん劇場 大久での2日間のイベント
2.えひめ地域づくり・アワード2019「ふるさとの明るい未来を信じて」で、せんたん部が発表、審査員特別賞受賞
3.愛媛の食べ歩きアイデアレシピコンクール入賞
4.「きなはいや!伊方フェア」(大阪)に生徒が参加、みっちゃん大福600個完売
5.愛媛スーパーハイスクールコンソーシアムin南予で事例発表
6.第4回地域教育南予ブロック集会で昨年全国大会で準優勝したエシカル甲子園チームが発表

これを全校生徒80余名、教員数約16名でやっているのだ。よほどのパトスと、チームワークがないと出来ないと思うのだ。あっぱれ!三崎高校である。4月からは、塾としても地域創生の取り組みにどんどん参加していく方向である。私自身は、これ幸いと思っている。

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