そのかわり、来年度のために、マレーシアを紹介する国際理解教育のパワーポイント教材の製作は先週かなり進んだ。これも一時期ストップしていたのだが、生徒向けに分かり易いものに作り直してみた。昨日、勉強の合間の3年生の2人に見せてみたが、彼らは十分理解できるが、後輩には、後半のブミプトラ政策の紹介の部分が難しいのでは、との感想をもらった。さらにわかりやすいバージョンを創ろうと思う。
一方、先日サクラガ咲いたT君が、今「国家と対峙するイスラーム」を読んでくれている。私の席に何冊か蔵書を置いてあって、彼が「これを読ませてください。」と言ってきたのだった。難解なことは調べながら読んでいる。せっかくなので、法学部に入る故に、私の「マレーシア憲法」の小論を印刷して渡しておいた。この「国家と対峙するイスラーム」は、神定法たるシャリーアと人定法たるマレーシアの法制度の止揚について書かれている専門書だ。T君は「なかなか面白いです。」と言ってくれている。嬉しいなあ。その後のために、「イスラーム法の存立構造 ハンバリー派フィクフ神事編」を用意している。
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