2020年2月28日金曜日

同窓会入会式に思う。

「真面目愛媛」である。今日は、卒業式予行の前に、3年生だけの同窓会入会式があった。昨日の突然の首相の休校指示があったので、私は9:00に塾に入った。情報を得るためであるが、愛媛県からの指示はまだで結局空振りだった。しかしながらこの入会式に参加できたことに意味があった気がする。大阪などでは、同窓会入会式などという儀式はなかったが、N先生に聞くと全愛媛で行われるらしい。それくらい同窓意識、地域意識が高いということだと思う。三崎高校にも東京や大阪にも同窓会の支部があるらしい。

式典は、極めて厳粛だった。同窓会長のN氏は、普段は冗談のお好きな方なのだが、今日ばかりは「真面目愛媛」そのものだった。「今回の志願者増はここにいる3年生のおかげだ。本当にありがとう。」と深く感謝の意を表された。たしかにせんたん部をはじめ、彼らの活躍があってこそだ。学校長もローラが来た際の番組の話にふれ、出演された同窓会長の言葉を引用されていた。「三崎は不便だからこそ住みやすい。」という意味のことを言われていたのだが、これは幸福観につながる深い蘊蓄を含んでいると、3年生に訓示されていた。(W学校長の挨拶は、毎回、タイムリーでしかも最もインパクトのある話を選んでおられ、感服することが多い。)

儀式をきびきびと行い、話者を真っすぐに終始見つめるという姿勢。礼儀を大切にする愛媛の教育環境は、実にいい。朝早く来たおかげで、それを再確認したのだった。

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