2018年5月1日火曜日

マレーシア総選挙

与党の垂れ幕 
5月9日に、マレーシアの下院総選挙があるそうで、街は、与野党の旗と候補者の看板が溢れている。与党の青い旗は、すでに一ヶ月前くらいから、どどどっと登場し、一週間前くらいから、これに負けじと野党の旗も並んでいる。我がタマンデサでは、野党の旗のほうが多くなったように感じる。ちなみにタマンデサを含む選挙区では、中国系の女性候補同士の争いになっているようだ。
道を埋め尽くす野党の旗
南国新聞などの日系のフリーペーパーくらいしか読んでいない私には、与野党の政策の違いはあまりわからないし、WEBで読む日系のニュースでは、その勢力は伯仲しているようで、勝敗の予想は、まだまだついていないのが現状ある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042800421&g=int

社会の教師としては、結果もだが、その選挙プロセスなどにもなかなか興味があるところである。面白いのは、妻がスマホで無料ゲームをやっていると、時折与党のCMが入る。妻も最初は何かわからなかったらしい。当然マレーシア語だし。プロパガンダの方法が超現代的ですごいなと思う。(笑)

ところで、野党は9日の選挙に勝利したら、10・11日と休日にすると発表したらしい。与党も10日を休みにするのでは、という憶測も乱れ飛んでいる。
PBTでも、その対策(特に時間割の件)におわれることになった。私としては、6月のEJUのこともあるし、授業時間確保の意味からも、休日になってもらうのは困るのだが、マレーシアという国、意外にこういう休日が多い。

学生に聞くと、インドネシアとのナショナルチーム同士の公式試合で勝ったので、翌日が急に休日になったことがあるらしい。近くは、昨年、東南アジアのスポーツ大会で開催国として総合優勝したので急に休日になった。日本ではあり得ない話だが、実に面白い。総選挙も巻き込んで、休日が取りざたされるのも凄いハナシではあると思う。ちなみに今日は、メーデーで国民の祝日である。

0 件のコメント:

コメントを投稿