2016年10月12日水曜日

IBTの話(44) 世界国勢図会

先日K書店に注文した新しい問題集が到着した。なかなかいい。これは使える、と、同じ総合科目担当のT先生と喜んでいたのだった。演習問題を作るのに、過去問はその傾向を知るのに極めて有効である。一方、EJUの過去問を調べていると、その資料として最も使われているのは、世界国勢図絵であることがよくわかった。これも、9月にT先生が一時帰国された時に日本で買ってきてもらった。(もちろんその支払いはIBT持ちである。)

このデータブックは、極めて有用だ。問題作成のヒントにもなる。何より、統計資料が数値だけでなく、様々なグラフになっていて、これだけで問題が作れそうな気になる。どんな方がEJUの問題を作っておられるのかは知らないが、なるほど、このデータブックを見ているだけでも創作意欲が湧いてくるというほどのスグレモノである。

新しい問題集とこの世界国勢図絵の最新版をもとに、私ならこんなEJUの問題をつくるけどなあ、というオリジナル問題集を作成するつもりだ。仕事なのだけれど、なかなか楽しい。

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