2016年10月6日木曜日

コーラン朗唱国際大会「馬」優勝

優勝したアブドラ氏の勤める大学のロゴ
”Weekly Mtown”という日本語のフリーペーパーに、モスクワで行われた第17回コーラン朗唱国際大会(9月22日から25日)で、マレーシア代表が優勝した、というニュースが載っていた。この大会にはイスラム教国の代表が30か国参加して、コーランの全ての知識を問われた後、朗唱し競い合う大会らしい。

マレーシアの代表:スルタン・イスマイル・プトラ大学のアブドラ・ファフミ講師が優勝し、$5000の賞金を獲得。2位はイエメン、3位はバーレーン代表だったとか。

異教徒の私としては、何ともコメントしがたいハナシなのだが、アラビア語を母国語としないマレーシアの代表が、アラブの人々を抑えて優勝したというのは、なかなか凄いハナシのような気がする。もちろん、マレー系の生徒に聞くと、彼らもアラビア語が少しは読み書きできて話せるらしい。でないと、コーランの意味が解らないし、礼拝に支障が出てくるからだろうと思われる。タマンデサのモスクの横には、コーラン学校が併設されているので、おそらくイスラム教を専門に学ぶ人たちもいるはずだ。マレーシアとアラビア語は決して疎遠な関係にはない。アラビア語の看板もたくさん見ることができる。

とはいえ、やはり快挙なのだろうと思う。アザーンが毎日流れる街に住んでいて、そんなことを考えるのだった。

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