奈良教育大学での講義も間近に迫ってきた。コツコツと暇をみてはパワーポイント教材をつくっている。午前中2時間が講義の予定である。アフリカ開発経済学の基礎を語るには短すぎるのだがなんとかしようと試行錯誤している。前半部までは比較的スムーズに進んだのだが、後半部は語るべきことが多すぎる。
まず、グローバル化の中、鉱産資源の開発によるレンティア国家が誕生したこと、ただしその経済成長は喜んでばかりおれない状況であること。失敗国家の典型的な例と、デモクレイジー、その発生のメカニズム、良きガバナンスの成功例としてのボツワナという流れにしてみた。ここで、良きガバナンスとは何か?というところまできた。これが、午後に体験してもらうSDゲームの基本コンセプトであるわけで、ようやく着地点が見えてきたというところである。
講義にどれくらいかかるかは、やってみなければわからない。ただ、これまでの経験値からなんとかなるという自信はある。余った時間があれば京大の公開講座みたいに質問時間としようかな、などと考えている。
2015年7月18日土曜日
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