http://www.burunditransparence.org/octobre10.html |
最大の民間ラジオ局「RPA」は5月20日に閉鎖された。その後警察に建物や設備を焼かれ、記者30人は国外に逃れたという。ジン・マリエ代表は「ヌクルンジザ氏(大統領)は力ずくで選挙を乗り切るつもりだ。このままでは民族が割れ、再び内戦が始まってしまう。」と述べている。
すでにこの問題の詳細はエントリーしているが、フツの大統領に、ツチが強く反発する恐れはある。そうなれば、というわけだ。
昨日、奈良教育大学でデモクレイジーについて講義したばかりだ。今回の記事は権力がメディアを弾圧しているという、民主主義における健全なメディア存立の重要性を、朝日新聞は強調したものと私は見る。東アフリカの小さな後進開発国のこの事態を憂いつつ、今の日本を危惧するだけでは、いかにも寂しい。ブルンジのデモクレイジーに対して、我々にできることはないのか、もう少し突っ込んで欲しいところだ。
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