http://www.namys.kz/?p=15789 |
カザフは、中央アジアの大国なのだが、同じような「スタン」のつく国に囲まれ存在が希薄になっているのだという。たしかに、キルギスも以前は、キルギスタンだったがキルギスになった。周囲のタジキスタンやウズベキスタン、トルクメニスタンなどとの差異が、スタンのない新鮮な印象を与える。
「スタン」は英語で言う「ランド」なのだが、「スタン」のほうは中央アジアに密集しているだけに、地理が苦手な人には同じように思えるよなあ。
少し、カザフ語について調べてみた。言語学は全くの素人なのだが、カザフ語はペルシャ語系というよりは、モンゴル語系らしい。近い言語にキプチャク語群など書かれていると、キプチャク・ハーン国の歴史とオーバーラップする。凄いな。大きくはアルタイ語族なので、日本語に近いようだ。イスラム教受容の影響で、アラビア語やペルシャ語の語彙が増えたようで、「スタン」もその影響なのだろう。
現在、カザフでは、ロシア語が各民族の共通語してもよく使われていたらしく、ソ連崩壊後はカザフ語の普及に熱心に取り組んでいるようだ。うーん、ここでもナショナリズム?韓国の「東海」の話といい、日本でも世界でも、ナショナリズムの強い風が吹いているようだ。あまり歓迎すべき話ではないと私は思う。
http://mainichi.jp/select/news/20140209k0000m030025000c.html
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!