さて、今朝のSHRで、来年は(団活動の)団長になりたいと言っているH君と少し話をした。「昨日は、なかなか良いリーダーシップやった。嬉しかったでえ。」「ありがとうございます。」「この1年、大きく成長したなあ。」「はい。ありがとうございます。」「団長になるということを常に意識してたなあ。」「はい。」「では、宿題。昨日のフルーツバスケットで、誰の顔を見ていた?」「気にしていたということですね。」「うん。そのとうり。終わりのSHRで答えを聞きたい。」「わかりました。」
終わりのSHRで、H君は3人の生徒の名前をあげてくれた。「正解。いいところを見てるな。実は本当の正解はないんや。」私たちの会話にO君とK君も入ってきた。いっしょに考えていたのだという。「一生懸命、皆の表情を読み取って、楽しんでくれているか、常に考えることをわかってくれれば、それでいい。リーダーの人間学やな。」「なるほど。」H君の目が輝いた。「今日1日、ずっと考えていたんすよ。」…嬉しいな。こうして人は育っていく。授業では決して教えきれない人間学だ。…私は55歳、来年度に向けて、今しかできない指導をしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿