2014年2月10日月曜日

TV東京の「秘境」アフリカを評す

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TV東京で、カメルーンとザンビアの日本人女性の活躍を紹介する番組を見た。いつも思うのだけれど、民放は、アフリカに過剰な演出を行うことが多い。カメルーンの修道女の話も、ザンビアの医師の話も、それぞれ感動的な話なのだが、妙に「秘境」というコトバを連発する。

「秘境」カメルーン。「秘境」ザンビア。何度も何度も連発する。カメルーンやザンビアの、どこが「秘境」なのか。確かに彼女たちが活躍する場所は、首都ではなく地方である。「秘境」カメルーンの「僻地」?変な日本語だ。この番組の演出担当者のアフリカへの上から目線、アフリカへの悪意すら感じる。

アフリカを愛する者としては、「秘境」などというコトバを簡単に使って欲しくはない。無性にハラがたった。『世界なぜそこに日本人』という番組だ。私は二度と見ない。

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