米ホワイトハウスは3日、ミシェル・オバマ大統領夫人が21~26日の日程で、南アフリカとボツワナを歴訪すると発表した。訪問はアフリカの教育事情や健康問題の改善を促す目的で、ミシェル夫人には母親と長女マリアさん、次女サーシャさんが同行する予定。ホワイトハウスは「今回の訪問は、アフリカの多くの国が成功することに米国が重大な関心を抱いていることを示している」と強調している。(共同)
私は、ふーんという感じである。南アフリカとボツワナかあ。アメリカが大統領夫人を送り込む国としては妥当かなあ。アフリカの中では裕福で、世界的な観光地(ケープタウンやカラハリ砂漠、オカバンゴ湿地など)もあるし、あまり反米感情もないし、VIPとして行くには治安もいいし、英語圏だし…。もちろん、教育の問題やエイズ問題などもある。ちょうどいいのだろうなと考えてしまうのである。
こういう窺った見方をしてしまうのは、まだタイにいる息子が前倒しの父の日のプレゼント?先日ブログで気になる本として紹介した「はしごを外せ」(5月10日付)を送ってくれたからである。まだまだ初めのほうしか読んでいないが、強烈なインパクトのある本である。帯にこうある。『先進国は、みずからが発展途上にあるときに採用しなかった制度をなぜ発展途上国に強いるのか。』ダァーと読んでしまうか、じっくりと読むか、今迷っているところだ。
アフリカ歴訪という美名の裏にやはり何かある、と思ってしまうのはどうも人間が汚くなってしまったようで悲しいが…。
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