2020年4月1日水曜日

未咲輝塾の新出発

3月末から新しい講師陣が次々やって来た。
まずA大教育学部新卒のW先生。友人の車2台で引っ越ししてきた。こういう友人がいることは素晴らしいことだ。しかも1人は三崎高校のOBである。私塾でずっと数学を教えてきたとのこと。期待している。
さらに、石川県出身K大で博士号を得た生理学の徒であるS先生。ずっと大学にいたので、と謙虚な姿勢に好感が持てる。早速、理科のJ先生やアグリトピアのK氏といった方々と生物学の話に興じていた。J先生には、チーム・ティーチングで授業に参加してもらえたらと言っていただけた。本人も喜んでいた。きっと生徒のために様々なチャレンジをしていくと思う。
そして、TG大出身でイタリアで演劇を学んでいたという変わり種のJ先生。彼は実にコミュニケーション能力が高い。ナポリの刑務所や地域で演劇をプロデュースしたという経験を持っている。私は、是非こちらでもそういうイベントを成功させてほしいと願っている。すでに、地域の方々にも彼のことは紹介済み。様々な障害があるかもしれないが、彼の演劇を通じた地域づくりを応援していきたいと思っている。

そんな彼らを出迎え、役場の方と共に新居を訪れ、対応をしてきた。そして今日、町役場で任命式を終え、オリエンテーション。地方創生の中心者T先生にも来ていただき、新校長にもご挨拶することができた。

教育の世界では、最初はみんなアマチュアである。経験が長くともアマチュアな者もいる。生徒の事をどれだけ本気で思えるか、で決まるような気がする。教育の世界に絶対はないし、数値で表すことはできない。その人にしかできない教育もあるような気がする。新講師陣には、失敗を恐れず、自分らしく、公営塾講師としてのそれぞれの志を全うしてほしいと思う。

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