2017年12月16日土曜日

マレーシアのウユニ湖ツアー

夜明けとともにクアラ・セランゴールを出港、マングローブの対岸
M先生からお誘いを受けて、現地の観光業者のパンダバスで、「マレーシアのウユニ湖」のツアーに夫婦で参加した。ちなみにウユニ湖というのはボリビアの塩湖で状況によって、鏡のように映るトコロである。
マレーシアのウユニ湖は湖ではなく、西海岸・マラッカ海峡にある干潟である。朝早くKLを出て、クアラ・セランゴールという街に着いた。川を高速船で下り、マラッカ海峡に出た。干潟が引き潮で上陸できる時間に合わせて行くわけだ。マレーシアの太陽はストロングなので、晴れた方がいいのだろうが、適当に曇っていて実はありがたかった。色とりどりのTシャツを着た中華系の人が多い。派手なTシャツのほうが写真で映えるからである。私たち夫婦は、こういう場所で大はしゃぎすることはない。どちらかと言えば、マンウォッチングの方が楽しい。なかなか面白いところだった。海の真ん中に多くの人が立っていること自体が凄い光景である。
その後、早めのランチを取って、場所はよくわからないけれど、海辺にある道教系の幸せの木を訪れた。期待薄だったのだが、これがなかなか面白い。小銭型のおもりを両端につけた赤い布を木にひっかけるのだという。なかなか壮観だった。ブティストである我が夫婦は当然やらなかったのだが、引っかけようと頑張っている人々を見ていると、これまたなかなか面白い。
さらにマレーシアの製米工場に行った。マレーシアは意外に国産米の生産は少ないそうだ。プランテーションの商品作物の方が盛んであるからだが、年中高温多雨のマレーシア故に、稲穂が垂れている田の横に、青々しい成長期の田やすでに刈り取られ休耕中の田があったりと、日本では到底見られない水田風景は実に興味深い。かなり機械化が進んでいて、土地生産性・労働生産性共に高そうだ。
まあ、大人の遠足といった風のツアーだった。RM180は、十分価値があったと思う。今回もお世話になったM先生とS先生に本当に感謝である。

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