2017年12月20日水曜日

IBTの話(152) クラスTシャツ

卒業式の予行の日である。昨年経験しているので、少しは楽な気持ちで臨んだ。今回は私費生の担任団として、校長先生役をやることになった。修了証を全学生に手渡す役である。いやあ、なかなか大変だった。新校長であるS先生、大丈夫かなあと心配になった。かなり足がパンパンになったのだった。

予行修了後、我がクラスの学生からクラスTシャツを手渡された。明日はこれを着てみんなで記念撮影をしたいそうだ。最初、Tシャツの背に大きく「責任ある行動」と書く予定だったのだが、日本ではちょっと着れないと思ったので、「小さくした方がいいよ。」と助言したら、前に書かれることになった。(笑)で、背には大阪弁で「もういっぺんやったらええやん、がんばりや。」と書かれている。これは、何度も何度も再テストに苦しんだIBTの思い出なんだそうだ。大阪弁は私を表現しているとのこと。(笑)ちなみに「がんばりや。」という台詞は私からの助言である。がんばりやを入れた方が、なんか前向きだからというのがその理由。

思えば、前任校では団Tシャツがあったが、クラスでTシャツを作ることになったのは、前々任校でアメリカに研修旅行に行った時以来だと思う。4月から担任をさせてもらって、いろいろなことがあった。ホント濃厚な時間だったと思う。たった8ヶ月間だが、2年にも3年にも感じる。このTシャツ、学生みんなの気持ちが入っていて嬉しい。いよいよ明日は卒業式である。

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