ラインラントにある 悪魔のテーブルいう岩 今日のエントリーとは 全く関係ありませんが。 https://www.jiji.com/ jc/p?id=20171018090833 -0025262222 |
ナチスの黒人差別の中心は、ラインラントにある。WWⅠ後のベルサイユ条約締結後、フランスはラインラントに植民地の黒人兵を組織し置いた。彼らとドイツ人女性の間に生まれた人々が存在する。ナチスは彼らを「ラインラントの悪魔」と呼び、1937年ゲシュタポによってドイツに集められ、400人以上の「殺菌」と称した虐殺行為を行っているとのこと。また、WWⅡ中は、フランス軍の黒人兵はドイツ国内でなく、フランス国内の収容所に入れられていたという。
http://tocana.jp/2017/12/post_15320_entry.html
まあ、同じ白人でもポーランド人などのスラブ系に対しても人間扱いしなかったナチス故に、十分考えられる事実だと思う。もちろん、このような歴史問題は、今のドイツ政府やドイツの人々の評価や価値をことさら下げるためのものではない。ナチスという狂気の時代の話である。とはいえ、欧米の白人間には未だにアフリカ系の人々への差別感情が根強く残っているようだ。一方で、ある識者が、某国会議員の差別感情について、欧米ではそういう差別主義者であることへの批判も同時に強く、そう見られることは特に公職につく者にとって屈辱となっているとあった。日本ではそういう差別主義者への批判はまだまだ弱いと言う。
果たしてそうだろうか、と思う。私たちの年代は、人権問題については徹底的な教育を受けた。特に日本国内の同和問題が中心的内容だったが、同時に様々な差別に対して同様に学んだ。よって、日本にも差別主義者への違和感は十分にあると思うのである。
どちらかというと、日本人は表だって批判することを徳目に入れていない故ではないだろうか。だが、時として声を大にして発すべきことがあると私は思う。
いやいや、たとえ東大法学部に入れる学力があったとしても、人としての重要な学びを置き忘れている公僕も実存すると理解しなければならないのか、とも思う。…だが、これはあまりに悲しい。
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