2017年12月30日土曜日

有朋自遠方来

JICAでケニアに行ったピーター会のT先生が、マレーシアにやってくる予定だったのだが、先日金沢から関空まで来て発熱、インフルエンザという診断が出て、急遽キャンセルになってしまった。私も妻も南国のフルーツを用意して待っていたのだが、残念である。それ以上にT先生におかれては無念の極みであると思う。

マラッカやペナンを回り、KLでは私がローカルな見所をご一緒し、1月2日には学校見学の段取りもしていた。T先生も非常に楽しみにしておられたのだが…。

マレーシアは良いところである。住んでいて何より多民族国家でありながら、人が良い。ローカルの人々はそれなりに間合いを取っているものの、笑顔で接している。見知らぬ人でも目が合い、挨拶を交わせるような空間である。「sorry」という言葉も良く耳にするし、私も使う。バスなどでちょっと身体がぶつかったりした時だ。これはアメリカなどでは考えられない。私は残念ながら東南アジアはマレーシアしか知らない。これがマレーシアだからなのか、東南アジアの共通項なのかもわからないが、とにかく気が楽なトコロであることは間違いない。もちろん、それなりに犯罪もあるらしく、完全な楽園などはないと思うが…。

T先生には、国際理解教育を志す仲間として見て欲しいものはいっぱいあったのだがだが、今はまず、お体を元に戻していただくことが何より大切である。いつしかまたリベンジしていただけると思う。と、いうわけで、タイトルは「有朋自遠方来」という現在形にしておいた。

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