加川良「親愛なるGに捧ぐ」 |
加川良の歌には、「詩」がある。いつか、そんなことをエントリーした記憶がある。好きな歌は数多い。こうしてPCのキーボードをたたいている私の横で、妻が加川良の歌をずっと口ずさんでいる。もちろんアカペラだが…。ああ、こんな時ギターがあればと思うのだ。
初期の加川良は、実に暗い。青春の暗さが「下宿屋」や「偶成」、「鎮静剤」、「夕焼けトンボ」などに凝縮されていた。初期の「教訓Ⅰ」や「親愛なるQに捧ぐ」は、そういうアルバムだった。そういう加川良に惹かれた。「やあ。」や「アウトオブマインド」で少し明るくなって、「南行きハイウェイ」では、さらに明るさの中にも「詩」があった。
”偉大なフォークシンガーが逝った。”このコトバを加川良氏に感謝を込めて送りたい。
このコトバの逆説がわかる人は、ご本人と同世代のほんまもんの加川良ファンくらいだと思うが…。
https://www.youtube.com/watch?v=H17Yrk2ft7A
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