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その内容については、またいずれエントリーするとして、今日は巻頭に寄せられたトルストイのコトバについて記しておきたい。
どんなに愚鈍な相手であっても、頭を白紙の状態にして聞いてもらえるのなら、この上なくむずかしい問題を説明することはできる。しかし、そんなに聡明な相手であっても、その相手の頭の中に、すでに一片の疑問もなく事を知り尽くしているという固定観念が宿っていた場合、この上なく素朴な事柄すら伝えることはできない。
-1897年 レフ・トルストイ-
この巻頭のトルストイのコトバ、実に深い。著者がこのコトバを引用した意味はよくわかるし、今の世界情勢においても、さらに私の周囲の実生活中でも、このコトバを深く噛みしめてみることも十分可能だ。
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