楽しみにしていたブラタモリの#2。長崎の続編である。今日のテーマは、長崎がなぜ近代化の先鞭となったかを海から探るということであった。
面白かったのは、明治の初期にスコットランドの技術が輸入されていたことである。世界遺産になるかもしれないとのこと。長崎港の南南東に、小さな入江があり、そこに小菅修船場というのがあった。ここにもスコットランドから来た日本最古の蒸気機関があり、修理する船をロープではなく、鉄の棒とチェーンで引き上げる際に使われていたという。その機械音は、タモリによると、男子・女子・ダンシ・ジョシという音らしい。(笑)
後半は、池島の探索であった。池島という名は、そのままで、池があった島なのだが、その池の淵を破壊して、「湾」とした港にしているのだ。すごいな。環境への配慮もくそもない。開発バリバリ。(笑)ここは、三井の炭鉱らしい。九州で最後まで操業されていた島である。火力発電所があり、売り物にならない小さな石炭を使って稼働していたという。島内のアパートや炭鉱の風呂場などに蒸気を送り、そのパイプが島内に張り巡らされている。これもすごい景観である。
そいていよいよタモリが、坑内に入る。立坑のエレベータは止まっているので、トロッコで斜坑から入った。TVを見ていると、どうも観光客が体験できるようになっているのではないかと思った。ブラタモリのために特別に準備しているように見えなかったからである。あとで調べたら、観光ツアーがあった。ならば私も実際に体験できるわけだ。北海道・夕張で疑似体験をしたことはあるけれど、これは本物である。また長崎に行くという楽しみができたのだった。
池島ツアー:http://www.saruku.info/course/G002.html(今日の画像も)
2015年4月18日土曜日
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