フィナーレ「星になれたら」の大合唱 |
当然我が4組の生徒は、大ショックを受けた。団長のA君も、結果発表を受け、さすがにショックを隠せなかった。だが、壇上では一切審査結果や他団の非難などは口にしなかった。それでいい。
3年連続となった超LHR クラス代表が語っている |
みんなに共通していたのは、我が4組の誇りである。4組でよかったと皆が実感してくれていた。私は、皆に紙を配った。「4組だけの卒業文集をつくるぞぉ。」「この三連休で、今回の”WICKED”への想いを書き残そう。シナリオと共に卒業式の時に配るぞ。また作製に協力してなあ。」
優勝できなかったとはいえ、今回の”WICKED”で得たものは大きい。口で表現しにくい生徒もいるだろう。それらを是非整理して残しておきたい、私はそう思ったのだ。
最後に、団長を後ろから抱きしめて名を呼び、「こいつが最高の団長だ。」と私は吼えた。そしてあいつが最高のクラス代表だ。そこにいるのは最高のプロデューサーだ。その横にいるのが最高の演技チーフだ。…」と、リーダーをやってくれた多くの生徒の名を呼んだ。
LHRを終えて、職員室に戻る。すると、8人の団長がそろってやってきた。体育祭・文化祭をささえていただいた特別活動部の先生方に、全員で礼を述べていた。「こんなことは初めて。」とは部長のF先生の言。「疲れがふっとぶなあ。」「嬉しいなあ。」と他の先生方も。
人を育てることが目的。舞台や団アピールといった演技は、その方法でしかない。ましてその結果においておや。改めて、そう実感したのだった。
とはいえ、「佳作の人」(13年7月2日付ブログ参照)である私の悔しさは、今回に限って尋常のものではない。
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